街の牧師 祈りといのち
街の牧師 祈りといのち
「並外れた悩む力を持っている牧師だからこそ、 人の悩みを受け止められるのかも。 」 ──帯文・末井昭 ネットで誰もが石を投げあい、誰もが傷つけあう時代に、牧師の祈りはいのちとつながっている。 かつて精神を病み、閉鎖病棟での生活も経験した牧師。何度もキリストにつまずき、何度もキリストと繋がってきた牧師が営む街のちいさな教会は、社会の周辺で生きる困難な事情を抱えた人たちとの出遭いの場でもある。宿を求めて夜の街で男をラブホにさそう少女、大人たちから裏切られ続け人を信用できなくなった青年、完治が難しい疾病で苦しむ患者、「いまから死にます」と深夜に電話をかけてくる人……。本気で救いを必要とする人びとと対話を重ねてきた牧師が語る、人と神との出遭いなおしの物語。 「本書のなかで、わたしは自分が遭遇し、巻き込まれてしまったイエス・キリストの話を語っていくだろう。それはキリスト教についての神学的な叙述にはならない。なぜなら、わたしがこれから話すことは、そのほとんどすべてが、目の前に現れた他人たちとの出遭いについてだからである。わたしにとって神について語ることはすなわち、目の前の人と出遭い、そこで生じた共感や対立、相互理解の深まりや訣別、その喜びや怒り、悲しみなどの、生々しい出来事を語ることだからである。」(まえがきより) 著者:沼田和也  出版社:晶文社 版型:四六 ページ数:272 ISBN:978-4-7949-7337-5 発売年月日:2022年11月17日
¥1,870
センターチャーチ   バランスのとれた福音中心のミニストリー
センターチャーチ  バランスのとれた福音中心のミニストリー
伝統的な神学を犠牲にすることなく文化に適合し、地域に根づいた働きを進め、この街で輝く教会を目指して――福音の本質を掘り下げ、都市の特性と教会の関わりを検証し、ムーブメント展開の可能性を探る重厚な学びの書。ケラー師の牧会と研究の集大成。 ティモシー・ケラー(Timothy Keller) ペンシルバニア州に生まれ育ち,バックネル大学,ゴードン・コンウェル神学校,ウェストミンスター神学校で教育を受ける。バージニア州ホープウェルの教会で牧会ののち,1989年ニューヨークシティーで,妻キャシーと 3 人の息子と,リディーマー長老教会を始める。今日,リディーマーは5,000 人以上の日曜礼拝出席者を数え,世界中で250 以上の新しい教会設立に協力をしている。著書に Walking with God through Pain and Suffering, Every Good Endeavor, Generous Justice, Jesus the King, The reason for God(以上未邦訳),『結婚の意味』『偽りの神々』『「放蕩」する神』『イエスに出会うということ』(以上いのちのことば社)がある。 著者:ティモシー・ケラー 訳者:廣橋麻子 出版社:いのちのことば社 版型:A5判 ページ数:640 ISBN:978-4-264-04342-3 発売年月日:2022 年 9 月 25 日発
¥5,940